【卒業研究について】 |
本学では、開学以来、学生に2年間の研究成果を「卒業研究論文」としてパソコンにより作成することを必修(2単位)として課してまいりました。卒業研究論文の作成は学生の自主的な学習意欲を刺激し、論理的思考力、問題発見・解決能力等を養うとともに、論文作成の過程における指導教員とのコミュニケーションが、学生の人間形成に大きな役割を果たしています。また専門職(幼稚園教諭、保育士、栄養士、調理師、管理栄養士、栄養教諭)への職業意識を育成する上でも大いに貢献しております。
卒業研究および特別研究(専攻科)論文の作成に当たって、学生はそれぞれ自分の関心の強い研究領域内で自ら研究テーマを設定し、課題に取り組んでいきます。通常の学生生活におけるレポートと異なり、各自の自由な発想による研究テーマの設定に始まる卒業研究への取り組みをとおして、学生は探求することへの興味を抱くとともに資料の収集・整理の方法、観察力、理解力、まとめる力、表現力等を身につけ、さらにはパソコン技能を実践的に習得する場ともなっています。
計画した実験や資料収集、あるいはアンケート調査などのために学生たちは夏休み中をも含め、意欲的に取り組んでいますが、2年間の学生生活の集大成としての卒業論文を仕上げたという充実感・達成感は大きく、社会人になってからの自信につながっています。 |
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